【越後上布】 高級手織り本麻着物 ≪御仕立て上がり・中古品≫ 「バンジョー」 触れれば納得! 目利きの訳あり仕入れ品! 身丈154.5 裄62

¥198,000

◆最適な着用時期 盛夏(6月末〜9月上旬)◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など 表:芋麻100% 衿裏:絹 (縫製:手縫い)※居敷当無し、背伏せ付き 身丈154.5cm(適応身長149.5cm〜159.5cm)(4尺0寸8分)裄丈62cm(1尺6寸4分)袖巾32cm(0尺8寸4分)袖丈51cm(1尺3寸5分)前巾22cm(5寸8分)後巾28.5cm(7寸5分)【裄丈のお直しについて】概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈63cm(1尺6寸6分) 袖巾32.5cm(8寸6分) ※目視での縫込みの確認による概算となります。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
【 仕入れ担当 田渕より 】是非に、是非に手元に欲しいという方、いらっしゃることでしょう…織物通ならばご存知、夏の織物、逸品クラスといえばの越後上布。
織りにお詳しい方でしたら、贅沢さをご存知のことと思います。
証紙無しの訳ありではございますので本来ではあり得ない価格でのご紹介となります。
このような出逢いもまさに一期一会。
ファンの方、コレクターの方は最高級の夏の逸品をご覧下さいませ。
【 お色柄 】麻の素材感ある生地は、穏やかに夏を楽しんでいただける浅黄色。
えもいわれぬ深みと奥行きある表情に仕上がっております。
その地にバンジョーの絣模様を一面に織りなして…存在感を余すところなくご堪能いただけるお品。
夏の織りの着物は、手織りのものですと本当に力のあるものばかりです。
数え切れない程の細かい工程を経て、一枚の布へなっていく幻の布…いつかは越後上布をとお探しのお方へ…この機会に雪国の努力の結晶を、末永く、大切にご堪能くださいませ。
【 商品の状態 】中古品として仕入れて参りました。
全体に汚れがございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。
)【 重要無形文化財 越後上布 について 】産地:新潟県魚沼地方重要無形文化財総合指定第1号ユネスコ世界無形文化遺産指定現在では新潟県南魚沼市、小千谷市を中心に生産される苧麻(ちょま、からむし)を原料とする織物新潟県魚沼地方では、湿度の高い雪国の自然環境、風土が麻織物の生産に適していたため、古来より農閑期の冬仕事として、受け継がれており、その歴史は非常に古く、1200年前の奈良時代天平年間に織られた麻布が正倉院の宝物として保存されている。
江戸時代には幕府御用となり、天明から文化期の最盛期には 年間20万反もの生産高に及ぶ一大産業であった。
明治時代以降は近代化とともに工業化が進み古来からの 形態で生産される製品が激減。
貴重な技術を絶やさぬため、小千谷と塩沢の両産地によって技術保存協会が設立。
後、1955年(昭和30年)5月12日に国の重要無形文化財総合指定第1号に指定された。
また、2009年(平成21年)9月30日に、ユネスコ(国際連合教育科学文化 機関)の無形文化遺産に登録。
日本の染織技術としては第一号となる。
越後上布の素材である糸は、まず苧殻を抜き、上布の原料となる皮の肉質をそぎ落として繊維だけを取り、それを爪と指先で裂いてより合わせてつくる。
緯糸は一反分を仕上げるのに約3ヶ月、経糸は7ヶ月かかる。
糸作りのできる職人が減り、現在重要無形文化財の認定を受ける「越後上布」の年間生産反数はごくわずかとなった。
越後上布・小千谷縮布の重要無形文化財指定要件は下記一、すべて苧麻を手績みした糸を使用すること一、絣模様をつける場合は手くびりによること一、いざり機で織ること一、しぼとりをする場合は湯もみ、足ぶみによること一、さらしは雪晒しによること ※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。
この点をご了解くださいませ。
※着姿の画像はイメージ写真です。
柄の出方が少々異なる場合がございます。
[文責:田渕 健太]